中国の電源状況

中国では電源は4線式で供給され、3相380Vと各相・中性線間で単相220Vがとれます。中性線は接地されていますが中性線が浮いてしまうと単相220V回路に過電圧がかかってしまい機器を破損する恐れがあるので注意が必要です。また中性線を利用して単相220Vを使用する回路の主電源に漏電ブレーカを使用する場合は4線式を使用しないと漏電検出で飛んでしまいます。電源周波数は50Hzです。3相定格電圧は380Vですが途中での電圧降下を考慮してトランスの2次側付近では440Vくらい出ているケースも多く見受けられます。単相100V用機器は入手しづらいので制御回路はDC24Vとするケースがほとんどです。家庭のコンセントは複数の規格に対応できる形のものが多いので、ノートパソコン等は日本のプラグで使用可能です。ただし電圧は220Vなので一部対応していない機器を接続すると壊れます。ドライヤー等は海外対応品以外は多分壊れます。(女性の方のホットカーラー注意してください)

2019年09月14日